エミューとは?

エミューはオーストラリアの国鳥で、アフリカ原産のダチョウについで世界で2番目に背の高い鳥類です。
雑食で、草や花、昆虫なども食します。体長は大人の背丈ほどにもなりますが、気性はおだやかで人懐っこい動物です。

そのエミューには大きな特徴が2つあります。

エミューの特徴① 生命力の強さ

エミューは、気温差のある砂漠地帯に生息し、寒暖の差にも強く、何万年もの間過酷な環境を生き延びてきたという生命力の強さがあります。

エミューの特徴② オスの体温で卵を温める

エミューは、独特な繁殖パターンを持っていて、ひとたび繁殖期が始まると 1日当たりの食物摂取量が100g未満にまで減少し、体重が約半分になるといわれています。

繁殖期にはメスは3~4日に1度卵を産みますが、オスのみが抱卵を行います。その間オスは一切飲食せず、それまでに蓄えた脂肪を消費して生活します。

春夏にかけて筋肉と皮膚及び内臓の周りに作った脂肪の層が、繁殖期の間の生活を支えるのです。

皮膚浸透性

エミューオイルは、皮膚の細胞を活性化させるオレイン酸を40~50%も含む,天然オイルです。オレイン酸が、オイル成分を皮膚表面から筋肉細胞まで速やかに運び、べとつき感をなくします。

抗炎症効果

エミューオイルは、抗炎症効果を持つ多価不飽和脂肪酸のリノレン酸を5%以上、リノール酸を約17%も含み、皮膚の表面を細菌やバクテリアの増殖から保護します。

酸化防止

酸化防止剤として知られるビタミンEは、新しい細胞の成長を助ける働きがあります。傷を治す効果など、皮膚のあらゆるトラブルに有益で、エミューオイルには含まれています。

エミューオイルの起源

エミューオイルの起源は、オーストラリア先住民がエミューの脂肪を切り傷や打ち身の薬として活用していたことに始まります。

時には傷ついた患部を脂肪の身で直接くるみ、日を当て溶解したオイルを染み込ませ治療したと言われています。

エミューオイルは、オレイン酸やリノール酸を多く含み、保湿性、浸透性が高いことから、抗炎症作用、経皮浸透作用、毛穴詰まり防止、乳化剤としての機能性が期待でき、スキンケア商品やマッサージオイルなどに活用されています。不飽和脂肪酸を多く含むため、食用としても価値が高く、オーストラリアでは、医薬品(TGA/MIMS)及び食品として認可されています。

エミューオイルの品質

当サロンでは、日本国内のエミュー牧場で孵化し、飼育し、精製、製品開発されたエミューオイルを直接製造元から仕入れております。

牧場でエミューを飼育管理し高品質のエミューオイルが精製されています。また、その他の部位についても有効活用しています。当サロンで使用しているエミューオイルは最高品質のエミューオイルであることをお約束致します。

最高品質のエミューオイルである理由は酸価にあります。酸価は油脂の性質を示す指標となる数値の一つです。酸価が低いほど油脂の精製程度、酸化安定性が高く、酸価の高いものより品質が良いとされています。

酸価
当サロンで使用のエミュー油0.02
A社 エミュー油0.45
B社 エミュー油0.35